2006-11-26
■ 左利きと楽器演奏~その4・打楽器の場合

音階を持たない打楽器は左右対称に作られているため、「左利き用」というものはあまり見かけないのですが、ほとんど唯一の例外といってよいのがドラムセット(ドラムス)です。
もっとも、ドラムセットだって、セッティングが左右反対なだけで、使われている楽器類は同じものなんですけどね。
ところが、ハード・ロック/ヘヴィー・メタルでは左足用のバス・ドラムのペダルが使われることがあります。これを使い始めたのは、おそらくディープ・パープルのドラマー、イアン・ペイスではないかと思います。
ドラムスを演奏する場合、利き手のほうで細かいリズムを刻むのが基本です。右利きのドラマーは、右手でライド・シンバル(右側の分厚いシンバル)やハイハットで4ビートや8ビートを刻み、左手でスネア・ドラムを叩くわけですね。これが左利きのドラマーの場合は、左右逆になるんです。
ただ、必ずしもセッティングを左右反対にするとは限らず、右利き用セッティングのまま、左手でハイハットを叩く左利きドラマーもたくさんいます。(むしろ、そういうケースのほうが多いのかも。)
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実は、僕もそうです。